在宅医療
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地域のお役に立てるような
在宅支援薬局を目指しています。
在宅医療とは
通院・入院している患者さまが、住み慣れたご自宅や介護施設においても安全に治療・療養を継続し、安心して生活できるように支援する医療提供体制です。
ピノキオ薬局の在宅医療の特徴
近年、全国的にも在宅医療の普及が進んできていますが、その多くは介護施設入居者を対象としたものが多く、国が目指している「在宅医療」の姿と一致しているとは必ずしも言えない状況にあります。
そのような状況のなか、当薬局では個人宅への訪問に重きを置き、療養期の患者さまは勿論、がん終末期の患者さまなどに対する在宅緩和医療に力を入れて取り組んでいます。
医療用麻薬をはじめ、注射薬など医療依存度が高い患者さまを受け入れる事が多いため、医師や訪問看護師などとの連携が強い事も特徴です。
訪問して薬剤師がやる事
- 服薬状況の確認、効果・副作用状況の確認。
- 医師をはじめ多職種との情報共有と提案。
- 各個人にあった薬剤管理方法の提案、残薬の解消など
ピノキオ薬局三津屋店の在宅医療
ディスポーザブルポンプやCADDポンプカセットへの薬剤充填をはじめとするクリーンベンチを用いた薬剤の調製をこれまで数多く行ってきました。
2022年度からは新たに、テルフュージョン小型シリンジポンプの貸し出しを始め、薬剤充填から投与開始までを訪問看護師と連携の上、一貫管理できるよう体制を整えました。
在宅医療を中心に取り組む三津屋店の蒔田店長から
地域が1つの病棟のように機能していけるよう
早急な薬剤供給と多職種連携を通じて貢献していくことを目指しています。
在宅の現場ではやはり想定外の問題が発生する事が多々あります。
それに対して簡単に「不可能」と言うのではなく、「解決策を考える」事を心掛けています。
患者環境の都合や保険上の問題等でベストな治療法を選択出来ない場合でも、他のベターな方法を模索し、提案する。これも薬剤師の腕の見せどころであると考えています。
「自分の希望する環境で治療・療養したい」「人生の最期を自宅・家族と迎えたい」と望む方々の一助となれるよう、精一杯のお手伝いをさせて頂きます。
在宅医療の対象となる患者さま
自宅や施設で治療・療養されている方で、1人または介助者を伴っても通院が困難な場合。
費用
下記は1割負担の方が1回のご利用にかかる料金です。
※介護認定を受けていない方は医療保険の適用となります。
※お薬代とは別に下記料金がかかります。
医療保険
単一建物 診療患者の人数 |
1人 | 2〜9人 | 10人以上 |
在宅患者訪問 薬剤管理指導料 |
650円 | 320円 | 290円 |
介護保険
単一建物 居住人数 |
1人 | 2〜9人 | 10人以上 |
居宅療養 管理指導費 |
518円 | 379円 | 342円 |
こんな時はお気軽にご相談下さい
一般の皆さま
- 薬局に行くのが大変
- お薬を飲み忘れてしまう
- お薬の種類が多くて混乱してしまう
- お薬が飲みにくくなってきた
- 病気や薬の服用について不安がある
介護施設の皆さま
- 施設入居者の代わりにお薬を取りに行く時間がない
- 施設入居者の薬剤管理・服用で、本来の業務に時間があてられない
- 薬剤師がご自宅やご入居先を訪問し、お薬のお届けとご説明をいたします。
- 「お薬カレンダー」「配薬ボックス」を使って薬剤を管理、飲み忘れや誤飲を防ぎます。
- 服用方法に合わせて、処方薬の変更や一包化などをご提案します。
- 他院の処方せん薬をはじめ、一般用薬品やサプリメント等の飲み合わせチェック、副作用の確認を行います。
- 「お薬カレンダー」「配薬ボックス」を使って薬剤を管理、飲み忘れや誤飲を防ぎます。
- 医師や施設スタッフと連携し、患者さまの病気やお薬に対する不安解消をサポートします。
- 介護するご家族や施設スタッフの方の負担軽減につながります。
訪問薬剤管理指導Q&A
Q.どうやったら訪問薬剤管理指導をお願いできるの?
医師からの指示が必要になります。
医師や薬剤師、ケアマネージャー等にご相談下さい。
Q.どういった手続きが必要なの?
手続き内容に関して弊社職員がご自宅までお伺いし、ご説明致します。
サービス内容をご確認して頂き、患者さまもしくはご家族の方の同意の上でサービスを開始致します。
Q.お金はどのくらいかかるの?
料金はお持ちの保険の種類によって異なります。
詳しくは、お近くのピノキオ薬局までお問い合わせ下さい。
在宅訪問の流れ
1. 患者さま、又はそのご家族は、かかりつけ医師に薬剤師の在宅訪問の同意をもらいます。
2. 薬剤師は、医師の処方せんに基づいて調剤し、お薬をお届けします。
施設の運用に合わせたお薬のセットや、粉砕・一包化のご提案、お薬についての効果や影響などの説明、体調の確認を行います。
3. 訪問後、薬剤師は医師に報告書を提出、情報交換をしながら連携してケアを行います。